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動物実験に関するSCジョンソン社の考え方

SCジョンソン社では、信頼は獲得するものであると考えています。信頼を獲得するために、正しいことを行い、誠実さと透明性を維持して日々の業務に取り組んでいます。当社の製品について動物実験が必要なケースを常時公開しているのも、そのような理由からです。

この透明性への取り組みによって、当社が常に動物実験を行っているかのような誤った印象を人々に与えていることを残念に思います。それは違います。私たちは、可能な限り動物実験以外の試験方法を選んでいます。 

しかし、特定の製品については、実験を義務付けている国々の法的要件を遵守しなければなりません。当社では、これらの製品がもたらす健康上の恩恵を考慮した上で、実験要求の排除を求めて闘いながら販売を続けています。

この要件に該当する製品には、ジカ熱、西ナイルウイルス、マラリアなどの病気を媒介する恐れのある蚊から人々を保護する害虫駆除製品、住まいを清潔で安全な場所にする除菌剤、有害なバクテリアを殺す手指消毒剤などがあります。 

しかし当然ながら、私たちは動物実験ではない別の試験方法に力を注いでいます。SCジョンソン社は、世界中で動物実験以外の試験方法の開発を専門としている研究試験ラボ、In Vitro Sciencesのスポンサーを20年以上務めています。

さらに、代替法の開発、検証、適用にも積極的に取り組んでいます。腐食性試験やヒト組織モデルなどもその例で、製品の試験に使われる動物の数を劇的に減らすことができました。

これらのイノベーションが重要な理由は、ヨーロッパのREACHや米国のTSCAなどの取り組みではさらに多くの試験が義務付けているからです。妥当なバランスを見つけるために業界全体が模索しています。

もちろん、将来への期待もあります。人々がより豊かで健康的な生活を送るための製品を作る企業として、私たちに課せられた責任を強く意識し、今後も代替試験方法の促進と支援のためにたゆまぬ努力を続ける所存です。

動物実験がなくなる日が来ることを、私たちも心から望んでいます。