フタル酸に関するSCジョンソン社の考え方 

2008年夏から、SCジョンソン社はサプライヤーに働きかけ、当社製品に供給する香料へのフタル酸使用を段階的に廃止するよう求めています。この大きな決断についてご説明します。

フタル酸とは

フタル酸は種々の工業用化学物質の総称で、溶剤やプラスチック製品の柔軟性や弾力性を高める添加剤などの形でさまざまな目的に使用されています。近年、一部のフタル酸について数々の議論が交わされており、こうした話題の中で指摘されるフタル酸全体をとらえた広義の意見が、この化学物質全体に対する誤解と懸念を生んでいます。一部の物質は安全と判断されているにもかかわらず、議論によってすべてのフタル酸に疑惑の目が向けられています。フタル酸ジエチルは、香りを長持ちさせる目的でフレグランスの製造に使用される物質です。過去においてSCジョンソン社の住まいのお掃除・お手入れ製品と芳香消臭製品のフレグランスに使われていたフタル酸は、このフタル酸ジエチルのみです。さまざまな科学技術団体が大規模な研究を行い、長い間フタル酸ジエチルは安全と判断されてきました。

フレグランスへの使用量

フレグランスはフタル酸ジエチルを使わずに作ることができます。SCジョンソン社は現在、フタル酸ジエチルを添加しない美しい香りのフレグランスを配合した新しい製品を製造しています。しかし、こうした変更を決める前は、SCジョンソン社のフレグランスは少量のフタル酸ジエチルを含んでいました。製品に含まれるフレグランスの割合は通常1%未満です。もしフタル酸ジエチルが使われていても、その分量はフレグランスのほんのわずかな割合です。そのため、フレグランスにフタル酸ジエチルが含まれている場合も、通常は製品全体に対してほんの微量であると考えられます。

SCジョンソン社がフタル酸の使用を段階的に減らす理由

最も優先すべきは、消費者の皆様にSCジョンソン社の製品が安全であると知っていただくことです。フタル酸ジエチルに関する化学的性質の安定性は実証されているものの、フタル酸全体に対する懸念の高まりを受け、SCジョンソン社はサプライヤーに対して当社に供給する香料へのフタル酸使用を段階的に廃止するよう求めました。これは、製品開発において規制要件以上の水準を目指すSCジョンソン社の取り組みの表れです。このほか、クロロフルオロカーボン(CFC)の使用は米国政府が禁止命令を出す3年前の1975年に自主的に停止し、パッケージへのPVCの使用も2002年に廃止しています。

変更時期

2008年夏から、SCジョンソン社のサプライヤーは新製品や新処方の製品に供給するフレグランスにフタル酸ジエチルを使用していません。私たちは、今後2年間で段階的にすべてのSCジョンソン社製品のフレグランス処方からフタル酸ジエチルを排除するようサプライヤーに要請しており、この期間内にフタル酸ジエチルを完全排除できると予想しています。

SCジョンソン社や製品と成分に関する詳しい情報については、当社の新しい成分情報ウェブサイトをご覧ください。www.whatsinsidescjohnson.com