SCジョンソン社は、プラスチックのリサイクルと再使用の推進を加速化

2025年までに、このファミリーカンパニーのプラスチックパッケージは、100%リサイクル可能、再使用可能、またはコンポスト可能に

ウィスコンシン州ラシーヌ、2018年10月28日 – 今日SCジョンソン社は、自社のパッケージに含まれる再生プラスチック材料の量を増加する、つめかえ用濃縮洗剤を通してプラスチックボトルの再使用を支援する、家庭でジップロック® 袋製品をリサイクルできるような取り組みを始めるなど、自社のプラスチック・フットプリントをさらに削減するための一連の取り組みを発表します。

何十年にもわたって、プラスチックは世界中の人々の生活に高い利便性をもたらしてきました。しかし、プラスチック廃棄物の30パーセント以上は回収システムに組み込まれず環境の中に吸収される状況の中、プラスチック汚染の問題は拡大しつつあります。毎分トラック一杯分、年間にして800万トンのプラスチックが海に流入しており、海洋プラスチックは、今やグローバルな危機となっています。¹ SCジョンソン社の会長兼CEOは、先頃インドネシアの海に潜り、自ら汚染状況を確認しました。

「SCジョンソン社において、環境保護のリーダーとなることは、何代にもわたり当社が取り組んできた原則です。プラスチック廃棄物がもたらすグローバルな危機に対する注目度が高まる中で、当社は自社での取り組みを社外と共有したいと考えました。当社の取り組みを見て、他社がプラスチックの循環型経済に向けた同様の歩みを進めたいという意欲を高めることを願っています。なぜなら、地球は今の状況を持続することは不可能だからです」とSCジョンソン社の会長兼CEOフィスク・ジョンソンは述べています。

SCジョンソン社は長年にわたり環境保護に注力し、10年以上の間、プラスチック製品のサステナビリティと循環性の改善に取り組んできました。今日SCジョンソン社は、「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」に基づき、自社のプラスチック・フットプリントを削減するとともに、プラスチック製品の再使用とリサイクルを促進するための一連の取り組みを発表します。

  • 2025年までに、SCジョンソン社のプラスチックパケージを100%リサイクル可能、再利用可能またはコンポスト可能にします。現在、SCジョンソン社のプラスチックパッケージの90%は、リサイクル可能、再利用可能またはコンポスト可能な設計になっています。
  • 2025年までに、SCジョンソン社のパッケージに使用するポストコンシューマ・リサイクル(PCR)プラスチック材料の量を3倍に増やします。SCジョンソン社は、2025年までにパッケージに使用するPCRプラスチックの量を、1,000万キログラムから3,000万キログラム超に増やします。この活動の一環として、SCジョンソン社は北米および欧州のボトルに使用するPCRプラスチックの割合を、2025年までに現在の20パーセントから40パーセントにまで引き上げます。
  • 2025年までに、SCジョンソン社製品のつめかえ用濃縮洗剤の種類を拡大します。2011年以来、SCジョンソン社は米国で、住居用洗剤スプレーボトル製品のつめかえ用液体濃縮洗剤を製造しています。各スプレーボトルは1万回使用できるよう設計されています。これは、平均で13回つめかえ再利用ができる計算になり、一回使い捨て製品の使用を回避できます。当社は今後も、つめかえ用濃縮洗剤の種類を拡大し、消費者がパッケージを再利用することで廃棄物削減に貢献できるようにします。
  • 過剰なプラスチックを可能な限り排除する取り組みを継続します。SCジョンソン社は、絶え間なく自社製品のパッケージデザインから不要な包装を排除することに注力してきました。2011年から2017年までで、当社は自社製品のパッケージから950万キログラムの材料を排除しました。
  • 家庭ゴミから出るプラスチックフィルムのリサイクルを支援。SCジョンソン社では、今後も米国においてジップロック® ブランドの袋製品をはじめとする柔軟性の高いプラスチックフィルムの家庭でのリサイクルを実現できるよう引き続き努めてゆきます。また当社では、何度でも再利用できるようデザインされたジップロック® ブランドの袋製品の再利用を推進しています。
  • 業界およびその他の組織と協力し、プラスチックの循環型経済モデルを支持。SCジョンソン社は業界およびNGOと協力してプラスチックの循環型経済をこれからも支持し、埋立地や環境からプラスチックを排除する取り組みを進めてまいります。
プラスチックの循環型経済を創出することは、製品に関連するだけのことではありません。それは、業界全体の変革へ向けた変化でもあります。SCジョンソン社は長年にわたり、業界の専門家たちと協力しながら、リサイクルを妨げる障害が何であるかを理解し、それを克服するためのソリューションを見つけるよう取り組んできました。

直近の例としては、2018年に当社はジップロック® ブランドの再生ゴミ袋製品を市場導入し、リサイクルされたプラスチックフィルムは、埋立地に運ぶ代わりに、価値ある新しい製品のために再使用できることを実証しました。このゴミ袋は、米国のリサイクルセンターで回収されたポストコンシューマ・リサイクル材料のプラスチックフィルムを100%使用した初めてのゴミ袋です。
さらに当社は、Greenlist™ 成分選択プログラムおよび森林伐採と闘うための投資など、プラスチック廃棄物を削減するために体系だったアプローチを導入しています。

SCジョンソン社は何年にもわたり絶え間なく、当社製品のパッケージデザインから不要な包装を排除することに注力してきました。直近の例としては、2011年から2016年の間に、当社は事業全体で850万キログラムのパッケージ用素材を排除しました。2017年には、製品パッケージからさらに100万キログラムのプラスチックを削減しました。

それと同様に、SCジョンソン社のプラスチックパッケージの90パーセントがリサイクル可能または再使用可能であるということも重要です。Windex®、スクラビングバブル®、ミスターマッスル® などの住居用洗剤に使われるスプレーボトルは、1万回のスプレーができるようにデザインされています。これは、つめかえて同じボトルを平均13回再使用できることを意味します。当社は世界の多くの市場で何年にもわたりつめかえ用製品を販売しており、米国では、2011年からつめかえ用濃縮住居用洗剤を市場導入しています。

ホテルや病院などで使われているSCジョンソン・プロフェッショナル® 製品ラインナップも廃棄物を最小限にするものです。SCジョンソン社は、リサイクル可能なつめかえ用濃縮洗剤カートリッジが付いた再使用可能な洗剤用ボトルの特許を取得しました。各ボトルは25万回スプレーできるよう設計されており、1個のカートリッジは、平均で一回使い捨て用のボトル16個に相当します。

さらにSCジョンソン社は、ジップロック® ブランド袋製品の再使用とリサイクルを推進するとともに、コンポスト可能な代替品を提供するよう鋭意努力しています。ジップロック® ブランドの袋製品と容器は100%再利用可能です。使用方法により異なりますが、ジップロック® ブランドの袋製品は平均10回、ジップロック® 容器は平均30回再使用できます。さらにSCジョンソン社は、再使用を促すような想像力に富んだアクティビティや工芸、収納のアイデアを紹介することで、ジップロック® ブランドの袋製品を再使用する革新的方法の普及に努めています。

当社は米国において、使用済みの柔軟性の高いプラスチックフィルムを対象に家庭でのリサイクルを実現し、埋立地に使われる廃棄物を削減するためのミッションを推進し続けています。SCジョンソン社は今年、米国のリサイクルセンターにおけるパイロットプログラムを通して回収された、ジップロック® 袋製品などのPCRフィルムを100%使って製造した初のゴミ袋を市場導入したことで、重要なマイルストーンを達成しました。さらにSCジョンソン社は、コミュニティで商業用コンポスト施設を利用できる消費者を対象に、コンポスト可能な残飯用ジップロック® 袋製品の製造を拡大します。
製品のサステナビリティ改善へ向けた過去数年におけるSCジョンソン社の行動は、大胆な意思決定を要しました。2004年SCジョンソン社は、サラン® ラップなどの製品やパッケージに含まれるPVC(ポリ塩化ビニル)やPVDC(ポリ塩化ビニリデン)を排除しました。この取り組みは、塩素を含む材質が都市ごみ焼却炉へ送られる際に環境に排出される有害化学物質を懸念して実施されたものです。他社は依然としてPVDCの使用を続けているため、この成分を排除することは当社を象徴するサラン® ラップのブランドにとって競争上不利なものではありましたが、それは実行すべき正しいことでした。

「ファミリーカンパニーの5代目のリーダーとして、私は、当社の仕事は会社の利益だけではなく、会社設立の基盤となった価値観を守ることだと考えています。人々と地球にとって望ましい意思決定をする時、私たちの会社はどのような会社なのか、SCジョンソン社が何を表明することを望むのかを再確認することになります。」とジョンソンは語っています。
生涯ダイビングを趣味としてきたジョンソンは、先頃、長年のNGOパートナーであるコンサベーション・インターナショナルと共にダイビングに参加し、インドネシア海岸沖の海水の問題を直接調査しました。彼は多様な海洋生物を見ることができたと同時に、海中および海岸に流れ着いたプラスチックがもたらすリスクに対する理解を深めることができました。

ジョンソンは次のように述べています。「海の多様性が生み出す自然の美しさを目の当たりにするとともに、ここで危険に瀕しているものの価値を充分に理解できたのは素晴らしいことです。私は、世界中の企業、政府、市民社会、そして人々が力を合わせ、人間にとって本当に重要な問題の解決へ向けて取り組むことが非常に重要だと思います。」

ジョンソンは数カ月後に再びダイビングを行い、海洋プラスチックが海洋生物に与えるインパクトを調査することを計画しています。

SCジョンソン社は、イノベーション、高品質の製品、卓越した職場環境、および長期的な環境や事業を行っているコミュニティへの取り組みに全力を尽くしている、ファミリーカンパニーです。米国に拠点を置くSCジョンソン社は、家庭用洗剤製品や、保存容器・バッグ、消臭・芳香剤、虫よけ、靴用製品ほか、業務用製品を扱う世界有数の大手メーカーです。米国内外で、有名なブランドであるグレード®、キーウィ®、OFF!®、プレッジ®、レイド®、スクラビングバブル®、シャウト®、WINDEX®、ジップロック®を販売する他、米国外ではオータン®、ベイゴン®、BRISE®、カビキラー®、KLEAR®、ミスターマッスル®、RIDSECT® などのブランドを販売しています。132年の歴史を持つ当社は、売上高100億ドルを生み、世界中に約13,000人の従業員を抱え、事実上、世界各国で製品を販売しています。www.scjohnson.com

¹ World Economic Forum, Ellen MacArthur Foundation and McKinsey & Company, The New Plastics Economy — Rethinking the future of plastics (2016, http://www.ellenmacarthurfoundation.org/publications).