米ウィスコンシン州ラシーン、2019年9月25日 – 家庭用消費者ブランドの業界大手メーカーであるSCジョンソン社は、2025年を目途にプラスチックごみの削減とリサイクル促進を支援する取り組みを順調に進めている。過去1年間にわたり、同社はプラスチックごみの問題でリーダーシップを発揮した。本日発表された同社の『2018/19年度サステナビリティレポート』で数々の成果が報告されているが、中でも、一次パッケージに使用されるプラスチックの量を170万キログラム削減できたことは注目に値する。
「私たちは、世界中にまん延するプラスチックごみの危機的状況の転換期にあります」SCジョンソン社の会長兼CEO、フィスク・ジョンソンはこのように述べている。「政府は具体的な施策を打ち出し、消費者は習慣を変える意志を示し、各企業も支援に取り組んでいます。これらはすべて、この危機的な問題を解決するための重要なステップです。簡単な解決策はありませんが、私が世界中を回って進捗状況を実際に見た限り、希望が持てる理由を与えてくれました。」
ジョンソン氏は2018/19年度中、海洋プラスチックの問題と、その解決に向けて協力する必要性について、世界中の関心を集めようと努力してきた。その一環として、プラスチックが海洋生態系に及ぼす影響について人々に理解を深めてもらうため、コンサベーション・インターナショナルやオーシャンワイズなどの組織で働く国際レベルの専門家との対談を公開している。
「これらの目標を達成するためにSCジョンソン社の各チームが注いでくれた時間や労力を大変誇りに思います。しかし、やるべきことはまだ沢山あります」とジョンソン氏。「他社もこれまで同様、私たちの取り組みに賛同してくださることを願っています。」
このレポートで取り上げているマイルストーンは、プラスチックごみと貧困の課題に同時に取り組むためのPlastic Bankとのパートナーシップ、埋立地に送る産業廃棄物をゼロにする公約の早期達成、蚊が媒介する病気を防ぐための継続的な努力など、広範囲に及ぶ。
2018年、SCジョンソン社はプラスチックごみに関する進展を加速して流れを変えるために、一連の取り組みを発表した。新しいサステナビリティレポートでは、これらの進展について最新情報を提供している。
SCジョンソン社の2018/19年度サステナビリティレポートでは、環境面と社会面での進展について次のような成果も強調している。
SCジョンソン社がサステナビリティに関する進展を報告するようになって、今年で27年目になる。2018/19年度のレポートは、www.scjohnson.com/reportでオンライン公開されている。または、Twitter、Facebook、LinkedIn、InstagramなどでSCジョンソン社をフォローできる。