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4分間の読み物

SCジョンソン社、病院と子供のための慈善事業への寄付を通して家族を支援

私たちは皆、愛する人が病と闘っている姿を見るのがどれほど辛いことかを知っています。多くの人にとって、特に治療を受けている人やその人を大切に思っている家族にとって、病院は辛い場所です。ましてや治療を受けているのがお子さんとなれば、周りの人たちの辛さもひとしおでしょう。 

そこでSCジョンソン社では、健康と福祉に焦点を当てた慈善事業の一環として、当社が事業を運営している各地域コミュニティの病院に対し、あらゆる年齢の患者さんやご家族を支援するための助成金を提供しています。

たとえば2017年、SCジョンソン・イタリアは、ミラノのヴィットーレ・ブッジ小児科病院の関連組織であるNPO、OBMオンラスに6万ユーロを寄付しました。この寄付金は、お子さんの治療中に他の地域から来ているご家族が宿泊できる特別施設を、病院の隣に建造するための費用として使われました。また、入院中のカウンセリングへの支援にも使用されています。
OBMオンラスへの寄付を贈呈するSCジョンソン社

OBMオンラスへの寄付を贈呈するSCジョンソン・イタリアのチームメンバー。病院職員の皆さんと共に。

SCジョンソン・イタリアの貢献のもう1つの例が、がんと闘う子供たちのための小児歯科病院との連携によるミラノのイタリア対がん協会(LILT)の支援です。このプログラムは、がんを患う子供たちが必要な歯科治療を受けられるようにするためのもので、腫瘍科チームとの協力の下に策定されています。 
 
SCジョンソン・オーストラリアがスターライト子供財団に対して行なった寄付は、小児患者とそのご家族のために、ウェストミード小児病院にプレイルームを作る資金として活用されました。この寄付金は、治療や検査の合間にプレイルームで子供たちに楽しんでもらうため、創作コーナーに用意される絵の具、鉛筆、画用紙、その他文房具などの購入費用に充てられました。

英国では、南東部に暮らすがん患者をサポートしているマクミラン・キャンサー・サポートの活動を支援するため、1万ポンドの寄付が行われました。この寄付金によりマクミランでは、病院の治療費や車椅子などの購入費、治療中の保育費に充てるための少額の補助金を多くの人々に提供することができました。

さらにSCジョンソン・ドイツでは、難病や重度の障害がある小児および若年者向けホスピスであるキンダー・ウント・ユーゲントホスピス・レーゲンボーゲンラントに2万ユーロを寄付。この寄付金は、ホスピスのダイニングエリアの改装費用に充てられ、患者さんがご家族と快適な時間を過ごせるようにするために役立てられました。 
 
また、SCジョンソン・カナダも長年にわたり、現地コミュニティの医療ニーズを満たす一助となるよう寄付活動を行っています。SCジョンソン・カナダからの寄付は、ブラント・コミュニティ・キャンサー・クリニックやSCジョンソン透析クリニックを設立する際や、ハミルトンにあるセント・ジョセフ病院内にSCジョンソン・メンタルヘルス&ウェルネス・リソースセンターを設立する際の資金に充てられました。最近では、オンタリオ州ステッドマン・コミュニティ・ホスピスへの寄付を通じて、患者さんやご家族のための新病棟建設の支援を行いました。
 
企業理念の維持につながる、小児医療への寄付活動
 
当社の企業理念「これが私たちの信念」に説明されている通り、当社は、人々の生活の質を向上するプロジェクトの支援を通じて、当社が事業を運営する地域コミュニティの福祉に貢献することに力を入れています。上記の寄付をはじめ、世界各地で実施されている当社の慈善事業は、SCジョンソン社が何年も変わらずに自らの信念を実践し続けるための重要な手段の1つとなっています。
 
1937年以来、当社は、税引き前利益の5パーセントを慈善事業に寄付しています。