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3分間の読み物

アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー作品『To Be Alive!』 1964年の万博で多くの人に感銘を与えるまでの物語をご紹介します。

1964年にニューヨークで開催された万博では、多くの参加企業がそれぞれの展示品を使って、自社製品のメリットを紹介しました。ところが、3代目経営者H.F.ジョンソン・ジュニアには別のアイデアがありました。彼は、生きることの喜びを伝えたかったのです。
 
その結果、『To Be Alive!』はその万博で最も人気を博した作品の1つとなりました。この映画は、特設のThe Golden Rondelle劇場で上映され、500万人以上もの来場者が鑑賞しました。映画は、2時間待ちが当たり前だったといいます。その後、この映画は1966年アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。

最優秀短編ドキュメンタリー映画賞に輝いた当社の作品は、文化の多様性を称えています

この18分間の映画は、フランシス・トンプソンおよびアレクサンダー・ハミッドが監督を務めました。文化の異なる世界中の子供たちが大人になるまでの成長過程に焦点を当て、生きることの喜びを描いた作品です。映画は米国やヨーロッパ、アジア、アフリカのさまざまな場所で撮影されました。

1964年の万博でこの作品を見た元米国大統領のドワイト・D・アイゼンハワーは、最も想像力に富み、非常に美しい仕上がりの映画だ。子供たちの目線で世界を切り取ってみせ、そこには偏見や傲慢さがない」と語っています。
 
『To Be Alive!』は、H.F.ジョンソンが生涯を通じて発展させてきた、ユニークで冒険心あふれるビジョンを見事に描いた作品であり、そのビジョンは現在のSCジョンソン社にも残っています。


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1965年に万博が終了すると、The Golden Rondelle劇場は解体され、SCジョンソン社のグローバル本社があるウィスコンシン州ラシーンへと運ばれてきました。
 
劇場は、フランク・ロイド・ライトが設計した当社のキャンパスに合わせて、タリアセン・アソシエイテッド・アーキテクトによりデザインが変更されました。  
『To Be Alive!』は本社キャンパスツアーの中で、ラシーンのThe Golden Rondelle劇場にて上映されています。ご予約が必要です。当社のツアーおよび映画は無料でご利用いただけます。
お客様と社員の安全を確保するため、SCジョンソン社は、引き続きグローバル本社キャンパスでの対面ツアーやプログラムを一時停止します。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する懸念を踏まえ、対面プログラムが再開する日は未定です。引き続きFacebookのVisit SC Johnson
で最新情報を提供します。
本社キャンパスの入り口に立つThe Golden Rondelle劇場。
SCジョンソン社のグローバル本社キャンパス内にあるThe Golden Rondelle劇場