SCジョンソン社のビジネス上の指針となる理念は、周囲の人々の信用を獲得することに焦点を当てています。

「This We Believe(私たちの理念)」が5世代にわたりSCジョンソン社を導いてきました。

SCジョンソン社のバリューステートメントThis We Believe(私たちの理念)は、1976年に成文化されました
“企業を存続させるものは人々の信頼と支持であり、他はすべて影に過ぎない。” ハーバート F. ジョンソン, シニア
善意は決して交渉によって変わるべきものではありません。それが家族の中でも、ビジネスの世界でも、製品であっても。
1886年の創業以来、SCジョンソン社は、人々の信頼と支持を得続けるために、This We Believe という理念に基づいて事業を行ってきました。当社では、社員や、消費者、社会、地域、そして世界全体に対して正しいことをすることが重要であり、全ての人に対して誠実に、尊敬の念をもって対処します。これが私たちの価値観であり、行動指針であるのです。
 
この核となる理念は、私たちファミリーカンパニーの2代目であるH. F. ジョンソン シニアが、1927年に社員に向けて行ったスピーチにおいて簡潔に言い表されました。

企業を存続させるものは人々の信頼と支持であり、他はすべて影に過ぎない

1976年、4代目経営者であるサム・ジョンソンは、当社の企業理念を「これが私たちの信念」と題された1つの文書にまとめました。これは、世の企業がバリューステートメントや行動規範を策定するようになるずっと前のことです。当時はまだ、環境、安全、ダイバーシティ、企業の社会的責任といったテーマについて考えている人はほとんどいませんでした。そんな中、サムは、そうした理念には大きな影響力があり、成文化し、重視すべきであると考えました。 
 
以来、「This We Believe(私たちの理念)」は、順調な時も苦境に立たされている時も、当社を導く指針となっています。当社の会長兼CEOであるフィスク・ジョンソンは、次のように説明しています。「This We Believe (私たちの理念)は、私たちがアイデアを試し、選択肢を検討する際の拠り所となるものであり、迷うことなく正しい方向に進むための羅針盤となってくれます。ファミリーカンパニーであることは、他の企業では為し得ないような、大きな志を掲げることができるのです」
 
同文書は、世界各地で翻訳・共有されており、当社の全社員がその信条を守る責任を負っています。 
これが私たちの信念
「This We Believe(私たちの理念)」は、SCジョンソン社の羅針盤です。私たちが1886年より指針としてきた基本理念は、1976年に成文化されました。
この文書の全文はこちらでご覧いただけます
This We Believe (私たちの理念)は、当社が責任を果たし、信頼を得なければならない次の5つのグループの人々についての理念を述べている。

  • 社員:世界に広がるジョンソン社の活力や強さの源は社員にある。
  • 消費者とユーザー:当社の製品およびサービスについて消費者やユーザーから永続的な信頼を得る。
  • 社会:自由市場経済の中で、リーダーとしての責任を果たす。
  • 地域社会: すべての活動を通じてその国や地域社会の公益に寄与する。
  • 国際社会: 世界各国との相互理解を深める

This We Believe (私たちの理念)は、私たちが世界で善い行いをし続けるために、誠実に行動すること、人々を敬うこと、責任ある選択をすること、そして成長を追求することを求めている。
 

SCジョンソン社会長兼CEO、フィスク・ジョンソン

当社の真摯な理念を指針とすることで、私たちは常に誠実に行動し、すべての人をひとりの人間として尊重し、良心に基づいて迅速に倫理的・社会的責任を果たし、最も必要とされている部分にスキルやリソースを投入できるよう一層の努力をし、あらゆる業務において素晴らしい仕事をするために努力することができるのです。
 
当社は株式非公開という形態を維持することで、こうした信念を守り抜いてきました。当社が見ているのはウォール街ではありません。私たちが全力で向き合っているのは、当社の製品を作り、利用し、その恩恵を受ける皆さんです。企業理念を守りながら、収益を上げることは可能であると私たちは信じています。このようにして当社は、私たちが生きる現代、そして次世代のために、プラスの影響を生み出しています。  
世界に広がる当社の活力や強さの源は、社員にあることを信じ、以下のことに努めています。
 
自らが参画意識をもって仕事をし、互いを尊敬し、共通の目標を理解して世界中の社員が良好な関係を保つ。そのために、
 
  • 全ての社員が互いの意見を尊重し、自由に問題を考え、意見を述べ、その意見が公正に考慮される職場環境を作り出す。
  •  社員の提案や問題を傾聴し、これに応える。
  • マネジメントと社員との間のオープンで双方向のコミュニケーションを促進する。
  • 社員が意思決定のプロセスに参加できるようにする。
  • あらゆる階層・部門の社員がチームとして働くように奨励する。
  • 社員一人一人の尊厳とプライバシーを尊重し*、尊敬の念を持って対応する。
 
 * SCジョンソン社は、お客様個人のプライバシー保護に全力を尽くしております。しかし、方針の適用や事業に関する機密情報保護のため Eメールをはじめとする会社システムの監視を行う場合があります。
自らが参画意識をもって仕事をし、互いを尊敬し、共通の目標を理解して世界中の社員が良好な関係を保つ。
 
正社員・定年退職者が安心して仕事や生活ができるようなやり方で事業を行う。そのために、
 
  • 秩序ある成長のために計画的な長期ポリシーを追求する。
  • 環境が変化するときも可能な限り正社員の雇用を確保する。
  • ただし、競争力を保つために大規模な事業の再構築や組織の再編成が余儀なくされる場合は雇用を継続できないことがある。
  • 基準を上回る業績を残している社員が、もはや必要でなくなる職務に就いている場合、適切な仕事があるならば再教育を実施する。
高い水準で望ましい結果を出せる組織にする。そのために、
 
  • 業績評価の明確かつ高い基準を定める。
  • 業績のよい人には適切な報償を与え、また、上司の指導援助にも関わらず将来も会社の基準を達成する見込みのない人については、その職務を解くことにより、すべての社員の業績が要求されるレベルを達成するようにする。

SCジョンソン社の企業理念はボーダーレスであり、世界各地のSCJ社員全員を対象としています。
雇用・昇進にあたっては公平に行う。そのために、

  • 社員の雇用・昇進は資格、業績、経験を主要な基準として差別なく行う。
会社の成功に対して貢献が認められ業績を上げた社員にはその職位に応じて雇用・昇進にあたっては公平に行う。そのために、
 
  • 同業他社と比較して十分に競争可能な給与および福利厚生のプラグラムを維持する。
  • 上記に加えて、伝統ある利益分配金制度を維持する。
SCJの職場環境における全ての人々の健康と安全を守る。そのために、
 
  • 清潔で安全な職場環境を用意する。
  • 適切な安全教育と健康に関するサービスを行う。

技能の習得、能力の向上を行う。そのために、
  
  • OJTと専門的能力の向上に役立つプログラムを実施する。
  • 教育・啓発プログラムを通じて社内での教育訓練への機会を提供する。
自由に発言でき、心身ともに満足できる環境を作り出す。そのために、
 
  • 互いを尊重し多様性を認める企業文化を醸成し、差別やハラスメントは一切容認しない。
  • 社員および定年退職者のためのレクリエーションプログラムを促進し、支援する。
  • 職能強化のプログラムを推進する。
  • オフィスや工場を質・デザインの面で優れたものにするという長年の伝統を維持する。
SCジョンソン社のFortaleza Hallは、社員たちに、イノベーションとコラボレーションの場を提供しています
社員たちの交流の場となっている、ウィスコンシン州ラシーン市のグローバル本社にあるFortaleza Hall。
全社員にイニシアティブ、革新性、起業家精神を持つよう奨励する。そのために、社員はグローバル企業として会社の目標達成に協力し、会社は社員により満足感のもてる仕事の機会を用意する。
当社の製品およびサービスについて消費者やユーザーから永続的な信頼を得ることをめざし、以下のことに努める。
 
役に立つ製品とサービスを世界に提供する。そのために、
 
  • 絶えず変化している消費者とユーザーのニーズをしっかりと見極める。
  • 高い水準の品質を維持する。
  • 他社と比べて明らかに優れていると消費者やユーザーに認知される製品・サービスを新たに開発する。
  • 消費者やユーザーが当社の製品とサービスを利用できるよう、流通業界と緊密で実のある関係を築く。
  • 革新的で優れた製品とサービスを生み出す強力な技術基盤を持つために、引き続き研究開発に努める。
環境にやさしく、消費者やユーザーの健康と安全に留意した製品を開発し、市場に送り出す。
環境にやさしく、消費者やユーザーの健康と安全に留意した製品を開発し、市場に送り出す。そのために、
 
  • 法令や規則を遵守し、場合によっては当社独自にそれ以上の基準をグローバルで達成するようにする。
  • 安全な使用のために注意を呼びかける文章や記号などを使い、わかりやすく適切な表示にする。
  • 誤使用の場合の対応の仕方も組み込む。
  • 環境により好ましい製品の新技術を研究する。
消費者とユーザーにわかりやすい教育やサービスプログラムを維持、発展させる。そのために、
 
  • 消費者とユーザーが当社の製品やサービスの正しい使用法を十分に理解できるように、情報を広く伝える。
  • 消費者とユーザーが求めるサービス、問い合わせ、苦情には、いかなるものでも迅速に、十分にかつ誠意をもって対処する。

自由市場経済の中で、リーダーとしての責任を果たすことをめざし、以下のことに努める。
 
将来にわたって活力ある事業を世界中で展開できるようにする。そのために、
 
  • 計画された成長と発展を確かなものとするための新規の投資が行えるように、十分な利益を確保する。
  • 高い能力と意欲を持ち会社に貢献する社員によるグローバルな組織を維持する。
  • 取締役会に社外重役を置き、助言や客観性を持った判断を求める。
健全で公正な態度で事業を行う。そのために、
 
  • 不正な商習慣には関与しない。
  • 取引先および消費者に対しては健全な商習慣に従い、公正で分別ある態度で接する。
  • 消費者とユーザーが製品の価値を正しく判断できるような包装やラベルにする。
  • 洗練された感覚と品位をもつ最高水準の広告を維持する。
  • 贈収賄に関与しない。
当社の世界規模での活動について理解を深めてもらうために情報を社会に提供する。
成功に貢献した人たちと会社の利益を分かち合う。そのために、
 
  • 利益分配金制度によって社員に報いる。
  • 事業を行っている地域社会の発展のために利益を還元する。
  • 消費者とユーザーのために少しでもよい製品とサービスを開発する。
  • 株主にはその投資に見合った配当を行う。
当社の世界規模での活動について理解を深めてもらうために情報を社会に提供する。
すべての活動を通じてその国や地域社会の公益に寄与し、以下のことに努める。
 
当社が事業を行っている国や地域社会の経済上の発展に貢献する。そのために、
 
  • 国や地域社会の経済の発展にプラスになる投資を行う。
  • 戦略上妥当である場合は、現地のサプライヤーおよびサービスを利用することを奨励する。
SCジョンソン・インドネシアのチーム
SCジョンソン・インドネシアのチームメンバー
SCジョンソン・カナダの製造チーム
カナダのSCジョンソン社の製造チーム
当社が事業を行っている国や地域の社会的発展に貢献する。そのために、
 
  • 技能向上のための訓練プログラムを用意する。
  • グローバル規模で、リーダー候補となる人材を確保・育成し、その中からリーダーを抜擢する。
  • 生活の質を高める社会、文化、教育の活動に参加する。
当社が事業を行っているすべての国と地域の経済的な発展に貢献する。
よき企業市民になる。そのために、
 
  • 事業を行っている国の法律、規則、伝統、および米国海外腐敗行為防止法(the U.S. Foreign Corrupt Practices Act.) を遵守する。

世界各国との相互理解を深めるために、以下のことに努める。
 
責任をもって世界各国との取引および投資を行う。そのために、
 
  • 世界各国の当社への再投資に必要な利益を確保し、継続的な配当金を支払う。
  • 公正かつ妥当な技術使用権・技術使用許諾契約・技術取引契約を行い、利益の隠れた移動を行わない。
  • 外国為替取引は資産の保護と正常な事業活動の範囲に留める。
進んで技術やアイデアを交換する。そのために、

  • 新技術の所有権および投資を保護しつつ、できるだけすみやかにその技術を各国の関連会社に広めるよう努める。
  • 情報の伝達・交換を行うために世界規模および地域規模で会議を主催する。
  • とりわけ技術および専門の分野において技能開発の支援・援助を組織全体で行う。
  • 経験を得るために新しい職務につけることと、成果を得るに十分な期間現職にとどめておくことをバランスよく行う。
  • グローバルなビジネス環境を改善する目標を持って、国内および国際的な非政治活動に積極的に参加する。

会社SCジョンソン社はファミリーカンパニーです

ジョンソンファミリーサム・ジョンソンは、そのビジョンと根本方針でSCジョンソン社を生まれ変わらせました

当社の理念SCジョンソン社は、当社を永遠に変えた次のスピーチを大切にしています。「他はすべて影に過ぎない」

ジョンソンファミリー卓越した存在、2代目経営者ハーバート・F・ジョンソン・シニア

コミュニティSCジョンソン社の社会貢献の伝統を受け継ぎ、惜しみなく実施される地域での奉仕活動

当社の理念奴隷や人身売買に関するSCジョンソン社の声明

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