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ファクトシート:SCジョンソン社の慈善事業とSCJ Giving, Inc.
SCジョンソン社では創業当時から慈善事業とコミュニティ支援に取り組んできました。この取り組みが正式なものとなったのは1937年、年間の税引き前利益の5パーセントを慈善事業に寄付し始めたのがきっかけでした。1959年には、当社の事業拠点であるコミュニティと世界全体の支援活動を推進するため、当社の慈善団体であったSC Johnson Giving, Inc.を法人化しました。
慈善事業の対象分野
SCジョンソン社の寄付活動の主な対象は、当社の事業所地域のコミュニティにサービスを提供している、あるいは直接影響を与える組織です。 対象分野は以下の通りです。
- 社会サービス:ベクター媒介性疾患の予防と撲滅を支援する取り組み、貧困の軽減または撲滅を推進するプログラム。
- 教育:読み書き能力の育成、何らかの障害を持つ乳幼児への教育的支援、STEM(科学・技術・工学・数学)教育などを含む、質の高いインクルーシブ教育を提供するプログラム。
- 環境とサステナビリティ:プラスチック廃棄物の削減または排除、リサイクルの啓発と推進、および環境保全に関する取り組み。
- 米国における製品の寄付
近年の企業としての慈善事業の例
すべての家族のためにより良い世界を築く諸団体に対して、SCジョンソン社とSC Johnson Giving, Inc.が行ってきた寄付は、数百万ドルに及びます。近年の例をいくつかご紹介しましょう。
- 主に米国、カリブ諸国、南アメリカ諸国において、危機的状況にあるご家族がジカウイルス伝染の原因となりうる蚊に立ち向かえるようサポートするため、1,500万ドル相当の金銭および製品による支援。
- コンサベーション・インターナショナルとその提携企業による「acre-for-acreマッチキャンペーン」において12万5千ドルを寄付し、アマゾン地域での約300万本の植林活動を支援。
- 本社拠点のコミュニティである、ラシーン郡の公共アクアティックセンター建設へ650万ドルを寄付し、地域の住民へレクリエーションとウォーターセイフティ講習を提供。
- フィスク・ジョンソンおよびSCジョンソン社がコーネル大学イサカキャンパスにおいて過去最大の寄付額となる1億5,000万ドルを寄付し、ジョンソン経営大学院を支援。
- メキシコのDibujando un Mañana財団へ1,100万ペソを寄付し、メキシコの少女たちが貧困、ホームレス、ネグレクトを越えて立ち上がれるよう支援。
- ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立アメリカ歴史博物館に500万ドルを寄付し、アメリカ企業展と最先端のコンファレンスセンターを支援。
- ゲートウェイ・テクニカル・カレッジに350万ドルを寄付し、SCジョンソン総合製造エンジニアリング技術センターとSTEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラムを支援。