ブラジル、フォルタレザのエスコラ・ジョンソン

SCジョンソン社、ブラジルに先代が築いた数十年の遺産を継承し、子供たちのSTEM教育を支援 

フォルタレザに新設された学校、エスコラ・ジョンソンは、ブラジルでの80年にわたる慈善事業と提携関係を引き継いでいます。
SCジョンソン社は、学校に設置するソーラーパネルに25万ドルを、STEMブラジルに20万ドルを寄付しました。
当社の歴史をお読みになったことがある方なら、SCジョンソン社が何より重視しているのは家族であるということをご存知でしょう。130年以上続くファミリーカンパニーである当社において、先代が築いた遺産は、私たちの指針となり、インスピレーションの源となっています。

私たちの大きな指針となっている遺産の代表例が、3代目経営者、H.F.ジョンソン・ジュニアとブラジル、フォルタレザの生徒たちとの物語です。

1935年、H.F.は往復2万4,000キロメートルの探検旅行に出かけました。彼の目的は、Carnaúba Waxの原材料、つまり当時のSCジョンソン社の製品の主要成分となるブラジルロウヤシの研究でした。そこでヤシを発見し、フォルタレザに研究施設を設立しましたが、彼はその旅で、もっと大切なものを見つけたのです。
1960年代の設立当時のエスコラ・ジョンソン
エスコラ・ジョンソンは、正規の学校に通えない現地の子供たちのため、1960年代初頭に創設されました。

ビジネスマンである前に、H.F.は人道主義者でした。そのため、何年にもわたりフォルタレザを訪れていた彼は、重要なニーズに気づき始めました。フォルタレザの研究施設の周辺に暮らす子供たちの多くが、教育を受けていなかったのです。

そこで、1963年、SCジョンソン社は、ブラジル、フォルタレザ初の公立小学校となるエスコラ・ジョンソンを開校しました。フォルタレザにあった当社倉庫の一角に作られたこの学校は、いくつかの教室、調理室と食事を取るスペース、さらには、子供に医療を提供するための診察室まで完備していました。そして、300名の子供たちを迎えました。

SCジョンソン社は後に、エスコラ・ジョンソンをブラジル政府に寄付することになりました。とはいえ、フォルタレザとの関係が途切れることはなく、教育への取り組みは今も続いています。長年にわたり、SCジョンソン社は、助成金や寄付という形でエスコラ・ジョンソンへの支援を続けており、歯科診療室、新しい科学実験室、スポーツができる校庭の建設や校舎全体の修繕などを支援しています。

SCジョンソン社、慈善事業プログラムにより生徒のための科学実験室と器具を提供
南アフリカのミスターマッスル科学実験室は、SCジョンソン社のSTEM教育への支援の一例です。

1960年代に教育支援を行ったH.F.と同様、2018年の今も、当社の教育支援への関心は薄れていません。事実、教育は当社の慈善事業の中でも、特に力を入れている主要分野のひとつです。SCジョンソン社は毎年、税引き前利益の5%を慈善事業に寄付しており、この寄付活動は1937年から続いています。

今、教育の重要分野とされているのは、科学、技術、工学、数学であり、総称して「STEM」と呼ばれています。当社は長年にわたり、世界各地で科学教育に資金を投入してきました。

その一例となるのが、ウィスコンシン州ラシーン市のゲートウェイ・テクニカル・カレッジとの20年以上にわたる提携関係です。プログラム構築への支援だけでなく、同大学初の製造研究所など、実践でスキルを学べるトレーニングセンターであるゲートウェイiMETセンターの拡張のため、数百万ドルの寄付も行っています。

また、南アフリカでは、南アフリカ医療教育財団と協力し、STEM教育を推進する初の施設ミスターマッスル科学実験室を開設しました。2017年には、コスモシティ・ウエスト小学校にて当社で2つ目となるサイエンス・ラボラトリー・プロジェクトを開始。ここでもまた、最先端の科学実験室の提供に取り組んでいます。

フィスク・ジョンソン、カミロ・サンタナ知事、エスコラ・ジョンソンのヴァネッサ・グリップ校長と共に
カミロ・サンタナ知事、ヴァネッサ・グリップ校長と共に新しいエスコラ・ジョンソンの設立を祝うSCジョンソン社の会長兼CEOフィスク・ジョンソン。

2018年、当社は、ブラジルで長年取り組んできた教育支援と、再生可能エネルギーへの継続的な投資を融合させ、次なる一歩を踏み出しました。現地のパートナーと共に、フォルタレザに新しい学校エスコラ・ジョンソンを設立したのです。

この新しい学校は、9年生から12年生までが通う最新設備を備えた公立学校で、SCジョンソン社とセアラー州工業連盟(FIEC)の支援のもと、セアラー州が運営することとなります。2階建ての校舎は、科学実験室、スポーツセンター、図書館、カフェテリアを備えています。

重要なのは、この学校が再生可能エネルギーを利用しているということです。SCジョンソン社の助成により学校に設置したソーラーパネルは、学校が使う電力を100%供給します。これにより同校は、地域初のサステナビリティに配慮した学校となります。
 
再生可能エネルギーは、SCジョンソン社が特に力を入れている分野であるため、ぜひこの機会に、学校やそこに通う生徒たちに再生可能エネルギーのパワーを届けたいと考えたのです。

エスコラ・ジョンソンのソーラーパネルは実にユニークです。SCジョンソン社の継続的な環境への取り組みを強化するとともに、セアラー州の他の学校の見本となるものです。
フィスク・ジョンソン(SCジョンソン社 会長兼CEO

同校では、遺産を受け継ぎ、かつてH.F.ジョンソン・ジュニアがフォルタレザを訪れるきっかけとなったブラジルロウヤシを研究テーマとしています。当社は、環境科学とビジネス教育を統合させた、現場で学べる環境・教育プログラムの構築をサポートしました。

生徒たちは、ブラジルロウヤシを栽培し、「ジュニアアチーブメント」とのパートナーシップを通じて、栽培したヤシをコミュニティに販売しています。このプログラムは、エスコラ・ジョンソンの科学教育において重要な役割を果たしており、サステナビリティや起業家精神という概念を強化しています。

2018年、当社は、教育振興を目指して、STEMブラジルに20万ドルの寄付も行いました。この寄付金は、エスコラ・ジョンソンやその他の地域の学校におけるSTEM教育と教師の研修に活用されます。2014年の州の調査によると、STEMブラジルに参加した学校の84%において、生徒の数学の点数が20%上昇しています。

エスコラ・ジョンソンのSTEMの教室
ブラジル、フォルタレザのエスコラ・ジョンソンの実験室。

地域社会への寄付 フィスク・ジョンソンおよびSCジョンソン社から1億5,000万ドルの寄付を受けたコーネル大学ジョンソン経営大学院

教育SCジョンソン社はSTEM基金、読み書きの能力、明日のイノベーターを支援しています。

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