現在世界的に、信頼度が極めて低い状態が続いています。信頼度調査の「2018 エデルマン・トラストバロメーター」は、企業や政府、メディア、非政府組織が正しいことをしていると考える一般の人々は半分にも満たないという調査結果を発表しています。そして、その信頼度は低下の一途をたどると想定されます。
SCジョンソン社は、信頼は必ず獲得しなければならないものであり、それはいくつかの要素に左右されると考えます。その要素の1つ目は、お客様が当社の製品を使用する際に仕様通りに、そして安全に製品が機能するかどうかです。2つ目は、SCジョンソン社の社員にとって安全で働きがいのある職場づくりや、環境を保護し、当社が拠点とする地域社会を改善するための取り組みをどのように実践しているかです。
3つ目は、透明性です。当社の製品だけでなく環境問題やサプライチェーン、当社が犯した失敗など、良い面も悪い面も必ず情報を公開しなければなりません。
4つ目は、誠心誠意事業を行っているかであり、それはSCジョンソン社にとって揺るぎない重要な価値観となっています。つまり、倫理を守って正しい行動をし、当社のお客様や利害関係者に真実を語るということです。それこそが、SCジョンソン社が透明性に取り組み、当社製品の成分だけでなく、成分を厳選する際に応用している科学についても合わせて詳細を公開している理由です。
そうした価値観は長い間SCジョンソン社のDNAの一部となっており、当社が行うすべての行動においてこれからも私たちを導くこととなるでしょう。